【C#】foreachを使ってデータテーブルから列を取得する【DataTable】
foreachで列を取得する(DataColumn)
今回のループ処理は foreach文を使用します。
foreach 文の指定は、以下の内容とします。
・ foreach (DataColumn dc in dt.Columns)
for と何が違うのか。
for では、「DataColumn dc = dt.Columns[i];」 と指定して DataColumn を取得していましたが、
foreachでは、上記の「DataColumn dc = dt.Columns[i]」が 必要なく、
そのままループ処理内で dc を使用できます。
「(DataColumn dc in DataColumn)」 は「DataColumn dc = dt.Columns[i]」の
アクションを1つ減らしたものと考えていいと思います。
※完全に個人による見解なので、間違えている可能性もあります。詳しくはMS公式を参照ください。
それでは、列情報を取得した後、コンソールに出力するようにしていきます。
// データテーブルの初期化
DataTable dt = new DataTable();
// データテーブルの名前を指定
dt.TableName = "FRUIT";
// 列追加
dt.Columns.Add("HINMEI");
dt.Columns.Add("SURYO");
dt.Columns.Add("TANKA");
dt.Columns.Add("KINGAKU");
/*
今回の内容はここから
*/
// foreachで列を取得する(DataColumn)
foreach (DataColumn dc in dt.Columns)
{
Console.WriteLine(dc.ColumnName);
}
// ログ出力内容
// HINMEI
// SURYO
// TANKA
// KINGAKU
コピペですぐ試せるソースコード
今回は、まとめる必要がありませんでしたが、メソッド形式のソースコードも記載したいので載せます。
ソースコードをコピペするとそれぞれの動作が確認できると思います。
private void DataTable_Get_Columns_ForEach()
{
DataTable dt = new DataTable();
// データテーブルの名前を指定
dt.TableName = "FRUIT";
// 列追加
dt.Columns.Add("HINMEI");
dt.Columns.Add("SURYO");
dt.Columns.Add("TANKA");
dt.Columns.Add("KINGAKU");
/*
今回の内容はここから
*/
// foreachで列を取得する(DataColumn)
foreach (DataColumn dc in dt.Columns)
{
Console.WriteLine(dc.ColumnName);
}
// ログ出力内容
// HINMEI
// SURYO
// TANKA
// KINGAKU
}
まとめ
今回は1つのみですが、ループ処理で、列情報を取得するソースコードを記載しました。
ループ処理は、必ず必要になってきますので、早めに習得しましょう。
各セクションの役割と、foreach文の流れを把握すると、理解が深まると思います。
foreach 文では、今何件目のループかを判断したり、インデックスを指定する事が必要になった時に
結局 for 文で書き直すときもあります。
用途にあったやり方、自分のやりやすい実装を採用していきましょう。
Microsoft 公式ページ
DataColumnCollection クラス
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.data.datacolumncollection?view=netframework-4.0
foreach、in (C# リファレンス)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/csharp/language-reference/keywords/foreach-in
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