【C#】数値について【Decimal】
開発環境について
当記事は以下の開発環境となりますのでご注意ください。
・Visual Studio 2022
・.Net 6.0
・C#
数値について
数値をプログラムで扱う場合はDecimalクラスを使用します。
Decimalクラスは整数と小数を扱えるクラスになります。
少し難しいですが、公式ドキュメントによると以下の範囲が使用可能となります。
正の 79,228,162,514,264,337,593,543,950,100 の範囲の 10 進数を表し
335から 負の79,228,162,514,264,337,593,543,950,335となります。
既定値の Decimal は 0 です。
最初は覚えることも多く大変なので、整数と小数が使える程度に記憶してても良いと思います。
使い方
それでは以下の流れでソースを組んでみようと思います。
・Decimalクラスの変数
・数値の値を代入
・出力ウィンドウに数値を出力
// Decimalクラスの変数を用意する.
decimal dec;
// 数値の値を代入する.
dec = 12345.67m;
// 変数の内容を出力ウィンドウに出力する.
Debug.WriteLine(dec);
実行結果
プログラムを組んだ後はデバッグ実行をします。
デバッグ実行をすると出力ウィンドウにDebug.WriteLine(dec)の内容が出力されます。
今回は以下のように出力されました。
まとめ
今回は整数の数値の扱いについて少しだけ触れました。
Decimalクラスのメソッドやプロパティには様々な使い方ができるように
用意されているのでこれから使っていきたいと思います。
おまけ
変数に直接数値を入れたい場合は、以下のように少しだけ省略して書くこともできます。
実際に仕事や勉強などで使う機会もあると思うのでご参考までに。
// Decimalクラスの変数を用意する。
// 数値の値を代入する.
decimal dec = 12345;
// 変数の内容を出力ウィンドウに出力する.
Debug.WriteLine(dec);
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