【C#】数値について【Decimal】

2022年6月22日

開発環境について

当記事は以下の開発環境となりますのでご注意ください。

・Visual Studio 2022

・.Net 6.0

・C#

数値について

数値をプログラムで扱う場合はDecimalクラスを使用します。

Decimalクラスは整数と小数を扱えるクラスになります。

少し難しいですが、公式ドキュメントによると以下の範囲が使用可能となります。

正の 79,228,162,514,264,337,593,543,950,100 の範囲の 10 進数を表し
335から 負の79,228,162,514,264,337,593,543,950,335となります。
既定値の Decimal は 0 です。

最初は覚えることも多く大変なので、整数と小数が使える程度に記憶してても良いと思います。

使い方

それでは以下の流れでソースを組んでみようと思います。

・Decimalクラスの変数

・数値の値を代入

・出力ウィンドウに数値を出力

// Decimalクラスの変数を用意する.
decimal dec;

// 数値の値を代入する.
dec = 12345.67m;

// 変数の内容を出力ウィンドウに出力する.
Debug.WriteLine(dec);

実行結果

プログラムを組んだ後はデバッグ実行をします。

デバッグ実行をすると出力ウィンドウにDebug.WriteLine(dec)の内容が出力されます。

今回は以下のように出力されました。

まとめ

今回は整数の数値の扱いについて少しだけ触れました。

Decimalクラスのメソッドやプロパティには様々な使い方ができるように

用意されているのでこれから使っていきたいと思います。


おまけ

変数に直接数値を入れたい場合は、以下のように少しだけ省略して書くこともできます。

実際に仕事や勉強などで使う機会もあると思うのでご参考までに。

// Decimalクラスの変数を用意する。
// 数値の値を代入する.
decimal dec = 12345;

// 変数の内容を出力ウィンドウに出力する.
Debug.WriteLine(dec);

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